第22回日本乳腺疾患研究会「病理所見に基づいた乳癌診療」  
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日本乳腺疾患研究会
 
ご挨拶
第22回 日本乳腺疾患研究会
会 長: 黒住 昌史
(埼玉県立がんセンター 病理診断科 科長兼部長)
謹啓
 このたび第22回日本乳腺疾患研究会のお世話をさせて頂くことになりました埼玉県立がんセンターの黒住昌史です。伝統ある本研究会の会長(当番世話人)をさせて頂き、大変光栄に存じております。今回は平成28年2月26日(金)、27日(土)にさいたま市において開催する予定です。会場は大宮駅から徒歩5分の大宮ソニックシティ国際会議室にいたしました。
 今回のテーマは「病理学的所見に基づいた乳癌診療」といたしました。現在の乳癌診療においては、術前の確定診断、手術術式の選択と評価および薬物療法での薬剤選択においても病理学的情報が重要視されています。すなわち術前診断は針生検標本で行われており、また乳房温存手術では断端の状況が再発リスクを推測する上で必須な検索項目になっています。一方、薬物療法ではER、PgR、HER2、Ki67の情報なしには内分泌療法やHER2標的療法の適応を決めることができない状況にあります。今回の研究会では病理診断の重要性について考えてみたいと思っております。
 一般演題ではこれまでの会と同様に画像診断、治療、病理などのジャンルに関する研究結果や症例報告の発表をお願いしたいと思っています。また、その他に教育講演、ランチョンセミナーなども企画しております。なお2月26日の特別講演の後には懇親の場を準備しておりますので、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
謹白
平成27年9月吉日
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